・名古屋第二環状自動車道(名二環)は、名古屋の外周部を通 り、名古屋市を中心に放射状に延びる幹線道路を環状道路としてつないでいます。
・名古屋都市圏道路ネットワークの骨格をなす延長66.2kmの環状道路であり、交通分散による渋滞緩和、通過交通の都心流入抑制、非常時の迂回確保といった環状道路としての役割が期待されます。
・また名古屋港や中部国際空港などの物流拠点と内陸部の生産拠点とを繋ぐ道路であり、物流効率化による生産性向上に資する道路として期待されます。
・現在工事を進めている名二環(名古屋西~飛島間)に並行する国道302号は、名古屋港への物流道路として大型車の交通量が多く、慢性的に混雑しています。
・また、名古屋市中川区・港区では、朝夕の通勤交通に加え、名古屋港を利用する大型車(物流交通)が市街地内で混在し、交通混雑や安全面での問題が顕在化しています。
・名二環(名古屋西~飛島間)の整備により、物流交通等の名古屋港へのアクセス性を高めるとともに、周辺道路の適切な交通機能分化(用途に合った適切な道路の使われ方にすること)が期待されています。
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●都市計画決定:昭和57年11月
●区間:名二環 名古屋西JCT~飛島JCT(仮称)
●延長:12.2km
●道路規格:2種1級
●設計速度:60km・h
●車 線 数:4車線
●通過市町村:名古屋市中川区、港区、飛島村